一般社団法人 ジオ防災研究所
◎研究所名の由来
災害は、地震・台風などの自然現象や事故・火事・伝染病などによって受ける思わ
ざるわざわいとそれによる被害とされています。(「デジタル大辞泉」より)
こうした災害の多くが、年々その規模を拡大しており、被害も過去に例を見ないほ
ど大きくなっています。
世界でも災害の多い国である日本は、その置かれた地形や日本列島の構造により災
害が必然的に生起することから、いかに立ち向かえば被害を最小限に留められるか
が重要な研究課題になっています。
また、我が国の国土は、国土の73%が山地を占め、山間部には盆地が、沿岸部には
平地が広がっています。多数の山間部から縫うように流れる河川は、長さが短く急
流という特徴を持ち、大雨が降ると土砂災害や水害をもたらしやすい特性がありま
す。
さらに地形区分から山地、台地、低地及び埋立地等人工的改変された地形などがあ
ることから、災害も個々の地形に応じて様々な被害をもたらすことになります。
ジオ(GEO)防災研究所は、こうした地形の影響や地域の特性を重視した実践
的な防災活動行うため、防災の研究所に、
のGEOを冠した名称としています。